大阪市テニス協会 OSAKA
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3月6日におこなわれたルール講習会のQ&Aです。

Q1ノーアドの試合で、30-30と思い次のポイントをやったが、40-40だったと気がついた。
どうなるでしょう？

A1ノーアドでプレーすべき所を、レシーバーズチョイスなしでデュースコート（右サイド）から１ポイントをプレーし間違いに気がついた場合は、
その結果をそのまま成立させ、そのゲームは終了したものとします。
　※もう１ポイントプレーする旧ルールはなくなりました。（2022年度変更）

Q2サーバーのAがポイントを取りゲームになったが、相手のBはデュースだと言う。
話し合うとAは40-30、Bは30-40だと思っていた。
どうなるでしょう？

A2お互い同意できないポイントを取り除くと30-30になります。
最後のポイントはサーバーが取ったので、40-30からの再開です。
サーバーの位置は、合意されたスコアに準ずるので、アドコート（左サイド）になります。
２回続けて同じサイドからのサーブになりますが、仕方ありません。

Q3オムニコートでのセルフジャッジの試合で、入ったと思ったボールを相手に「アウト！」とコールされた。
ネット近くに行くとボールマークが見えた。
確認する為に、相手コートに行くことができますか？

A3オムニやハードコートではできません。クレーコートのみです。
セルフジャッジのクレーコートでは、相手選手（チーム）にボールマークの確認を要求でき、必要であれば、相手コートにボールマークを見に行くことができます。
※審判の付く試合では、クレーコートでも相手コートには行けません。

Q4相手のサーブが入ったので打ち返すと、サーバーから「レット」とコールされた。
ネットに触れたようには思えなかったが…
どうなるでしょう？

A4サービス「ネット」は、サーバーかレシーバーのどちらかがコールすれば成立します。

Q5Q4のサービス「ネット」だけではなく、「ノットアップ」や「タッチ」も両選手（チーム）がコールできます。
判定が食い違った場合、どうなるでしょう？

A5ロービングアンパイア・レフェリーを呼んで下さい。両選手（チーム）から詳しく状況を聞いて判断します。
自分で少しでも自信がないと思ったら、相手選手の有利な判定にして下さい。
両選手（チーム）が「100％確信がある」と引き下がらない場合は、「レット」でポイントのやり直しになります。

Q6１セットマッチの試合を5-5でタイブレークをしてしまい、３ポイント後に気がついた。
どうなるでしょう？

A6１ポイント後に気がついたら元に戻しますが、それ以上進んでしまったら、そのままタイブレークを続けます。
そのタイブレークの勝者が試合の勝者となります。タイブレークの後にゲームを続けることはありません。
結果のスコアは6-5となりますが、仕方ありません。

Q7スマートウォッチは、試合で着用できないって本当ですか？

A7選手は、試合中いかなる電子機器も使用することはできません。
スマートウォッチは電源が切られた状態でも、試合中の着用は認められません。

Q8トイレットブレークに関して、ルールブックには３セットマッチのことしか記載されていません。
１セットや８ゲームの試合では、いつ行けますか？

A8トイレットブレークが取れるのは、セットブレークです。
セットブレークのない１セットや８ゲームの試合では、基本的にトイレットブレークはありません。
自分の持ち時間（エンド交代時90秒以内）に行くことは可能ですが、遅れるとペナルティが科されます。
公式大会以外の試合（大阪市テニス協会の試合など）でトイレットブレークに関することは、大会（レフェリー）が決定します。

Q9AB vs CDのダブルスの試合、サーブの順番を間違えてゲームが終わりました。
A⇒C⇒B⇒D⇒A⇒B（間違い）⇒？
次は誰のサーブでしょう？

A9Cです。同じ選手（チーム）が続けてサーブすることはできません。
この場合CDチームの順になり、前のサービスゲームではDだったので、Cがサーバーになります。
もし、ゲーム途中で間違いに気がついたら、直ぐに正しいサーバーに戻します。

Q10セルフジャッジの試合では、フットフォールトをコールできないのですか？
ダブルスの前衛にいると、相手のサーバーがベースラインを越えて打つのがよく見えます。

A10セルフジャッジの試合では、フットフォールトのコールはできません。
ロービングアンパイアを呼んで下さい。
その場合、ロービングアンパイアは審判台の下あたりから見て、フットフォールトの時はコールします。
オーバールールはコートの外からできますが、フットフォールトはコート内でしかコールできません。